ウチは、カウンターが大好き使いだ。
相手のキーカードを無に返してしまう瞬間がイイ。

ウチがマジックを休止していた2、3年でカウンターの扱いが変わってしまった。衝撃なのは、第8版での《対抗呪文/Counterspell(7E)》の脱落だ。
インベイジョン・ブロックまでは、優秀カウンター(《吸収/Absorb(IN)》、《蝕み/Undermine(IN)》などがあってよかったんですが、何ですが?オデッセイからのカウンターの扱いは?オンスロードにいたっては、リミデット『青=負け組』まで落ちぶれてしまった。
まあ、ゲームバランスから言って《対抗呪文/Counterspell(7E)》は強すぎというのは認めよう。おかげで青使いは、多種多様な打ち消し呪文を使うようになったと思う。
(多種多様といっても、限られた強いカードが使われるは当たり前だが……)

しかし、《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》のおかげで、もの凄い速度のクリーチャーデッキが流行ってしまいカウンターの出る幕がなくなっていた。それも《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》禁止により終止符が打たれ、カウンターデッキも世間に出てこれるようになった。

では、現在のカウンターカードとして何があるだろうか?前書きが長くなったが、8th、ミラディン・ブロックに入っている打ち消し呪文を検討してみよう。

『第8版』
《緊急阻止/Flash Counter(8ED)》
このカードってどこからの復活?
インスタントを打ち消すっていわれても、マストカウンターのインスタントって数少ない。入れる機会はほぼないだろう。

賢くない使い方だったら、フルカウンターデッキ相手に、
このカードを《等時の王笏/Isochron Scepter(MRD)》で刻印してあげよう。
食らったら相手はかなり凹むゾ。

《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》

序盤では、《対抗呪文/Counterspell(7E)》と同じ、後半は、ほぼ無力化してしまうバランスが取れたカード。
後半でも重い呪文に対しては打ち消すことが可能なので、強いと思う。
ウチは4枚積みするね。

《霊魂放逐/Remove Soul(8ED)》

ちょっとマニアックなカードだが、悪いカードではない。
クリーチャーが入っていないデッキは数少ない。
応用力に欠けるので、あまりオススメしないが、青単でどうしてもクリーチャー対策を増やしたいと考えるなら、考慮してもいい1枚だと思う。

《トゲ尾の雛/Spiketail Hatchling(8ED)》

昔は、《水位の上昇/Rising Waters(NE)》、《静態の宝珠/Static Orb(7E)》、
《Winter Orb / 冬の宝珠》などのマナ拘束パーマネントが存在したので使えるカードだった。今は、マナ拘束カードは《早霜/Early Frost(5DN)》ぐらいしか思いつかない。(土地破壊は除く)つまり、いらないってこと。

《巻き直し/Rewind(8ED)》

数少なくなった完全カウンターの1枚。
おまけの土地がアンタップするのは、カウンターをした後に隙ができないので大きい。4枚入れるかで悩むところだ。

《果敢な弟子/Daring Apprentice(8ED)》

一見、便利そうに見えるが、クリーチャー除去と強制的に交換させられるので弱い。

『ミラディン』
《踏みにじり/Override(MRD)》
アーティファクトが4枚以上ないと、重い《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》。3マナをそろえる前にアーティファクトを4枚置くなら、親和デッキを使った方がいいのでは?

《無効/Annul(MRD)》

1ターン目からカウンターが可能なのはイイ。
この環境ならアーティファクトが入っていないデッキの方が少ないので、メインに数枚入れておいても無駄にならない。
エンチャントも打ち消せるのもイイ。

《権威の確立/Assert Authority(MRD)》

アーティファクトがないと、とてつもなく重い。
無理して使わなくてもいいのでは?
親和に入れようと思っても、青青が払えません。

《ウィザードの模造品/Wizard Replica(MRD)》

目に見える《誤算/Miscalculation(UL)》。
リミデットだと飛行が付いているんで優秀だが、構築まで入れる必要はない。
第一、3ターン目に置いたら打ち消すマナがないだろ?

《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》

指定したコストの呪文を禁止します。これって自分にも影響があるんじゃない?
カウンターデッキっていうよりは、《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》デッキになりそう。

『ダーク・スティール』
《難題/Vex(DST)》
初心者をだましてくれるカード。
《巻き直し/Rewind(8ED)》より青マナが軽いんで、フルカウンターに入れたくなりますが、カウンターデッキは、打ち消し呪文で相手の優位カードと等価でない交換をすることにより、アドバンテージを取るもの。
そこで、相手にカードを1枚与えるという事は、大変よろしくないことだと気づこう。
しかし、「タッチで完全カウンターを入れたい」と明確な考えで採用するならいいカードになるだろう。

《最後の言葉/Last Word(DST)》

カウンターを使ってくる相手にとっては脅威になるカード。
サイドに入れておくのが普通の使い方になる。
周りの人たちでカウンターが多いと感じるならメインでもいいカードだ。

『フィフス・ドーン』
《卑下/Condescend(5DN)》
5色の環境にて入れやすくなっている優秀カウンター。
昔の《魔力消沈/Power Sink(UZ)》とは違い、マナ拘束まではしてくれないが、代わりに占術が付いていてるんで使いやすい呪文だ。好みが分かれる呪文だと思う。
(ウチは4枚は、入れない派)

《霊気への折り込み/Fold into AEther(5DN)》

勘違いしないで欲しい。これはカウンターではない。
「あなたの呪文を打ち消すことで、手札にあるクリーチャーカード1枚を場に出す。」
と書かれているインスタントだ。
《ショック/Shock(8ED)》でも打ち消して、シャア専用《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》を出してください。

まあ、こんなものだが、実際に使ってみて自分にあったカウンターを使おう。

今日はこの辺で。

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